身上調査と企業調査と人間



ビジネスにおける3大要素と言えば、「ヒト、モノ、カネ」と言われています。

当然のことですが、「ヒト」に相当する部分には、社長や役員、そして幹部、 社員などのことです。

さて、今回は身上調査と企業調査、そしてヒトについて考えてみたいと 思います。

いくら高度化されたサービスや製品であれ、その背後には開発や営業、そして 広告業務などに携わった多くの人間がいます。

そして、それらがうまくリンクし、機能した場合にヒットし、そして市場から の信頼を得て企業として経営が成りたっていきます。

つまり、ウォーレンバフェットの言うように正に「ビジネスは人なり」であると いうわけです。

ところが、大小の規模や世の東西を問わず、社長や幹部による不祥事も絶えません。 横領、セクハラ、パワーハラスメント、情報漏えい、収賄、談合などなど・・・。

社風も含め、特に重要なポストにいる社員の人格・品格や能力は中小・零細企業に 関わらず非常に重要です。

国内外のベストセラーである「ビジョナリカンパニー2」でも経営者や"同じバス に乗った"経営幹部の人格・質が企業の成功の鍵を握っていると深く言及されてい ますが、この点については同意するする人も多いでしょう。

つまり、少し乱暴な言い方ですが、大企業も含め、中小・零細企業の企業調査で最 も重要なポイントは、正にヒトであるといえます。

事実、著名な投資家は「経営者や経営幹部の質・能力」が投資判断において重要な 要素であることを指摘しています。

身上調査、そして、企業調査の最も大きな目的であり、価値があるのはその企業の 「ヒト」だと考えられます。