探偵・興信所業界と苦情・トラブルについて

人間関係に悩み、身上調査や浮気調査など調査に対する需要が増加する一方で、探偵・興信所業界ではトラブルも頻発しています。過去5年間の苦情と実態(国民生活センター統計)によれば、探偵・興信所業界は下の通り、苦情件数が年々増加傾向にあります。

平成13年度・・・942
平成14年度・・・1301
平成15年度・・・1353
平成16年度・・・1588

相談者が探偵事務所・興信所に対して寄せる原因の多くは、金銭トラブルと調査内容に対する不備が大半を占めており、依然として業界には信頼のおけない業者が存在していることが窺えます。

国民生活センターには寄せられた苦情の内容が一部掲載されていますが、「料金を支払ったが、調査報告がない・・・」「調査が始まる前にキャンセルしたのに料金が全く返還されない・・・」など耳を疑いたくなるような苦情が寄せられています。

探偵事務所や興信所などの業界に限らず、どの事業分野においても、こうした信頼できない業者が存在するのは確率的にやむを得ませんが、こうした現状を少しでも改善するためにも「探偵業の業務の適正化に関する法律」なども含め、さらなる法整備・消費者保護を期待したいところです。