人間関係と異性(女性・男性)

人間関係における問題や悩みに大きな影響を与えるものに「性」があります。ここでいう性別とは精神的な性別のことです。ジェンダーフリー論・性同一性障害などがありますが、基本的には人間はどちらかに大別されると考えてよいでしょう。

さて、人間関係における性ですが、その影響度は当然ながら恋愛・結婚、職場、学校などにより異なってきます。 例えば、恋愛・結婚などのプライベートな関係においては、「性別」が人間関係に影響を与えているかどうか以前に、その性に依存している部分が多く、そのカップルが異性・同性など、どういった形であれ、性を意識した形の人間関係を"はじめから"築いている場合がほとんどでしょう。ですから、恋愛・結婚などのプライベートな人間関係では、性への依存度、影響度が非常に高いと言えます。

一方、職場や学校などでは、性に対する意識という意味では、恋愛に見られるような依存度や影響度は高くありません。女性だから・・・、男性だから・・・といったケースは、依然として企業社会あるいは教育の現場において残っているものの、ひと昔に比べれば、ぐんと減っていることでしょう。男女雇用機会均等法や女性の進学率増加などといった例もそうですし、化粧品売り場にいる男性社員、10tトラックを運転する女性ドライバーなどは決して珍しい例ではありません。職場や学校といった場面における性に対する意識においては、以前ほど性への依存度、影響度はそれほど高くないと言えます。

ただし、職場や学校においての人間関係という意味では、性への影響度は少なくありません。頭の中では、分かっていても、現実的あるいは本能的に、オトコとオンナという厳然とした差は存在しますし、女性、男性が複数人が絡む職場や学校で、完全にフラットな人間関係を期待するというのは難しいと言わざるを得ないでしょう。

そういった意味では、逆にフラットな関係を求めすぎることは無理が生じる可能性があるかもしれません。人間関係はもともと流動的なものであるという認識を持っていれば、何か問題が生じたときに解決のヒントになるかもしれません。